帳票ツールと言えば、VisualStudio2003の時から他のコンポーネントの関係もあってComponentOne Studio 6にあるレポートツールを使っていた。
全く更新しなかったので VisualStudio2005までは対応出来たけど、その後のVS2008,VS2010 開発OSの64bit化などでは、レジストリを弄ったり手動でライブラリを登録したりと、色々手を加えないと使えなくて参っていた(更新しろよ)
また、レポートツールも海外製品の日本語化なので、テンプレート等は特に日本語との相性がよくなかった。
今回、わけあって帳票ツール探しをしていたところ 以下のツールを見つける
パオ・アット・オフィス、.NETの帳票作成ツール「Reports.net Ver 6.1」発売
特徴としては
・ページを完全掌握出来るコード設計
・動作が軽い
・異なる帳票を混在させることが出来る
・帳票のXMLフォーマットは公開されている
・一連のバーコードライブラリが使える
・国産(作った人が日本人)
この中でも異なる帳票を混在させる機能に目をつけ、検証した訳だけど確かにシンプル、ある意味コードで制御しなきゃいけない部分、若干増えるコードもあるが(ページング処理、今までのツールはこのあたりは自動的にページングしてくれてた)わかればかえって痒い所に手が届く
また、覚える内容もそれほど多くないので、ツールの学習に時間があまり必要無い。私は取り組んでから1日もかからずに業務で使っている帳票のシステムを「異種帳票」が混在する新しい仕組みに置き換えることが出来た。
異なる帳票のテンプレートを切り替える部分で多少遅くなってしまうのが現状ではあるが、開発元に問い合わせた所原因もすぐに解明し(新しく帳票作成中に属性などを動的変更できるz_Objectなる機能により複雑な帳票は読み込みが若干遅くなる) 今後の対応も検討してくださるそうな。
このあたりは国産ならでは、、同じ言語で会話ができる(笑)
と言うことで、実際のツールも開発元の対応も安心出来たので、これからはこのツールで攻めのシステム改良を行おうと思います。
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